1 他人事と甘く考えるべからず
不祥事は誰もが油断していると犯してしまう可能性が
あることをいろいろな実例で説明する。
2 「性弱説」に立つべし
不祥事は人間本来の弱さ(性弱説)から起きると言わ
れていることから、全職員に対する絶えざる意識啓発
(研修等)が不可欠である。
3 IT化時代に多発する不祥事の特性
全国で多発している不祥事の実態・特性を踏まえ、そ
の原因を考えることにより倫理意識向上の必要性を理
解する。
4 非行レベルの考え方と内部告発
最近の国の取り組み、すなわち情報公開や公益通報者
保護法を紹介しながら不祥事根絶のシステム整備の動
向についても学習する。
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5 公務の特性と市民の厳しい監視
公務員倫理は一般の職業倫理と比べなぜ厳しいのか。
市民の厳しい監視の目があってこそ倫理観の向上が図
られることを強く自覚しなければならない。
6 ノーブレス・オブリージェ
公務員倫理の基本構造と「ドントアプローチ・ドゥア
プローチ」の考え方を具体例を通して明確にする。
7 24時間365日公務員の「義務と責任」
地方(国家)公務員法の「三つの義務・二つの禁止・
二つの制限」と新たな禁止項目についても熟知する。
8 公務員倫理クイズ
クイズ形式の具体例で公務員の「義務と責任」の理解
を深める。
9 住民の信頼に応える心構えとは
一人ひとりの職員が確固たる仕事観を持ちモラールア
ップを図ること、かつ規律ある職場風土を形成する努
力を怠ってはならない。 |